建築士

[更新日時:2018-04-12 16:55

我々の生活と切っても切り離せない職業「建築士」。どういう職業か知っていますか?

建築士は、建築法に基づいて建物の設計をしたり、工事現場の現場監督などの行います。私たちが住んでいる家やマンション、買い物に行くショッピングセンターなど全ての建築物には設計図があり、その設計図を基に建築工事が行われています。

この建築士はさらに「一級建築士」と「二級建築士」に分かれています。なにが違うかというと、設計できる範囲が大幅に変わってきます。二級建築士は、高さ13m、軒高9mの「戸建て住宅程度の規模」のものまでしか設計できません。それに比べて一級建築士は、設計できる建物の制限はありません。戸建て住宅はもちろん、高層マンション、ビル、商業施設、スポーツ競技場など全ての範囲の建物を設計できます。

もちろん試験の内容も全然違い、合格率は二級建築士で約50%、一級建築士で約15%しかありません。それだけ一級建築士というブランドは凄いんです。

今後も人類が生きている限り建築物は建てられます。食いっぱぐれのない資格といってもいいでしょう。

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行政書士の現状

[更新日時:2017-07-10 10:58:57

行政書士は官公庁などに提出する様々な書類の作成・申請の代行を行う仕事です。会社の設立や飲食店の営業許可など、様々な業種に関わり、その業務内容は非常に多岐にわたっています。

司法試験とは違い受験資格がいりませんので、資格取得の難易度は若干下がりますが、就職先の選択肢は少ないのがネックです。いきなり開業をされる方もいますが、できればどこかの事務所で経験を積んでおきたいところでしょう。

士業はどこも低料金化がすすんでおりますが、行政書士も例外ではありません。料金は低価格化しています。オンラインなどで低価格・もしくは完全無料のフリーで書類制作ができるサービスなども登場し、増えた行政書士に大して仕事は減っていく傾向であるというのが現実です。

ただし、行政書士の業務幅が広く、しかも平成13年度から遺産分配の協議、交通事故示談などにも対応できるようになりました。扱える書類の種類が1万種程度もあり、社労士などの関連性の深い資格も取得しておくことで、スキルアップが図れます。工夫次第では高収入も夢ではありません。

今後業界で生き残っていくには、専門性を高めたり、コンサルティングを兼ねた仕事ができるなど、独自の売りを持って顧客を獲得していく必要がありそうです。

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税理士の現状

[更新日時:2014-04-01 16:34:14

税理士は、就職先によって収入が大きく異なります。海外までを相手にする某大手税理士法人は入社数年で1,000万円超えも夢ではありません。世界規模のネットワークを持つため、英語でのやりとりも多い。入社には最低でも税理士科目3科目以上と、ある程度の学歴、英語力が必要。

その下は顧客のほとんどを国内に持つ大手税理士法人となり、先述の海外規模の某税理士法人からはかなり落ちます。

ここまでのレベルに入れればともかく、それ以下の税理士法人や個人事務所となると、収入は低所得者のレベルにまで落ちてしまいます。そういった場合、よほどこの仕事が好きか、独立を見据えた勉強の期間と考えるかでないととても続かないでしょう。

また、税理士も例外ないく不況の影響を受けており、新規開業も容易ではないようです。

そのため、最大手の収入の良さにだけ釣られて、たいして税理士の仕事がしたいわけでもないのにこの業界を目指すのは危険かもしれません。

弁理士の現状

[更新日時:2014-03-12 12:30:07

士業については視覚を取得した上で仕事をスタートするために専門性が高く、比較的安定した仕事であるというイメージが強いです。そこで、士業の実情について調べてみました。

今回、調査の対象としたのは士業の一つである弁理士です。弁理士とは、現状では特許の出願に係る仕事が中心となっています。

特許出願は国際的な出願が増えているため、士業の中でも語学力の専門性を高めておくことで弁理士としての将来性が飛躍的に拡大することが分かります。国際出願をする際には、国別に出願をしておくことが求められます。

国の体制に左右されるのがこの国際出願で、その国の利権と競合する場合には特許の認可が降りるタイミングがわざと送らされてしまうということも起きているため、弁理士としての腕の見せどころであるといえるでしょう。最終的には開業して仕事を取っていく必要があります。

資格を習得したらまずは別の事務所で経験を積んで実績を積むことを優先させましょう。

司法書士の現状

[更新日時:2014-03-05 00:20:17

司法書士とは、不動産関係の登記や供託、訴訟等に関する手続きをする事が出来る仕事です。

不動産関係の資格の中では最難関、最高峰の資格とされており、この資格さえ有れば独立開業も可能の士業のひとつとしても知られています。

専門性が高い知識の為、手に職をつけたいと思う人にも人気です。

ですが、不景気の時代、司法書士に限らず、士業を目指す人は一気に増え、合格者の増加に伴い、その後の登録者も一気に増えました。

士業というのは、資格取得者や登録者が少ないうちは、独立開業をしてもやっていける仕事ですが、増えてえしまうと顧客の奪い合いになってしまう仕事でもあります。

ですから、元々顧客を持っている事務所などで働くのならばともかく、資格取得後すぐに開業などは難しいのが現状です。

仕事が多いのは都市部ですが、それだけ司法書士の人口も多く、厳しくなる事が多くあります。

勉強しておいて損はない資格ですが、その後独立開業まで考えると今は難しいかもしれません。

弁護士の現状

[更新日時:2014-02-26 15:20:02

弁護士は一般の人から見れば刑事裁判で被告人の弁護をする士業資格というイメージが強いです。僕も以前までは刑事裁判の印象を強く抱いていました。しかし士業の資格は一般的な印象と現状が異なる場合があるため、取得する際には士業資格の現状について詳しく知っておくことが大切です。

知り合いで法律事務所を開業して弁護士として仕事をしている人がいるので、その人から弁護士の仕事内容についての話を聞いてみたところ一般人が抱いているイメージとは異なる現状でした。まず仕事の割合として刑事裁判よりも民事裁判の方が圧倒的に多いという事でした。さらに裁判業務だけでなく交通事故における示談の交渉や過払い金の返還請求なども多いというのが現状だという事を知りました。こうした交渉や請求を相手方が任意に受け入れない場合に民事裁判を起こして権利の実現を図るというやり方が一般的です。

刑事裁判は一般的に弁護士のイメージが強いですが、たまに依頼を受ける程度で報酬もあまり多くないというのが現状です。

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